先日、東京藝術大学の大学入試説明会へ行ってきました。

天気にも恵まれ、来年の受験に向けて一層気が引き締まるような、実りのある１日になりました。

せっかくなので説明会の後に、朝倉彫塑館を見学してきました。私も浪人生のとき何度か連れて行っていただきました。朝倉彫塑館は朝倉文夫のアトリエと住居だった建物です。朝倉は東京美術学校を卒業し、アトリエと住居 を構えました。当初は小さなものだったらしいのですが、その後、増改築を繰り返し、７年の歳月をかけ完成したらしいです。建物は朝倉文夫が自ら設計し、細部に至るまで様々な工夫を凝らしており、こだわりと遊び心を感じました。

屋上は庭園になっており、この時代に屋上緑化を実現している。もしかして日本初?

屋上にはオリーブの樹が植えてありました。↓

「造形の探究には、植物の美しさが不可欠」との考えから、ここでは多くの植物が育てられていました。（こちらの彫塑塾では、植物を育てるというカリキュラムの授業もあったそうです。）

デコタンでも、植物の造形美に触れるため、沢山の植物を育てており、偶然同じ思想に出会うことができました。

〆はラーメン（笑）

デザイン工芸探究所
小林龍太